小学生の猫背予防!!

2023.10.17 施術事例

まずは身体の硬さと左右差を理解することが大事!!

今回は、普段の生活での猫背が気になるということで、小学生の姿勢への施術について紹介をします。

きんまくサロン ONE STEPでは、小学生限定運動パフォーマンスチェック(小学生以下でもOK)として、身体の運動機能の評価はもちろん、姿勢、歩き方、走り方など子供の身体の気になることや些細な違和感についても、評価・施術をしています。

【姿勢と身体の状態】

小さい頃から何となく座っているときや立っているときに猫背になりやすいのが気になっていた。

テレビを見る時間やゲームをする時間は制限をして、スクリーンタイムについては気を付けている。

壁での姿勢を評価すると、頭は少し前に変位しており、両肩は壁からかなり離れている状態でした。

身体の硬さとしては、下肢の硬さはそこまで認めませんでしたが、胸部回旋の可動性はかなり認めていました。

【施術】

① 頸部と胸部の分離運動

② 頸部と体幹の分離運動

③ ハーフカットストレッチポールでの胸部ストレッチ

④ 自宅でのタオルストレッチポールでの胸部ストレッチ指導

猫背では頸部と胸部の動きが分離せずに、一体となって動く場合がよくあります。頸部と胸部、頸部と体幹の分離運動をすることで、本来の頚椎の動きを引き出すことができます。

ストレッチポールは体幹のリラクゼーションのために利用することができますが、家ではバスタオルを2枚くらい縦長に丸めたもの利用すると、同じような効果が期待できます。特に小学生では硬いストレッチポールよりはタオルストレッチポールのほうが痛くなく利用することができると思います。

施術後は、頭の前方への変位が減少し、肩が壁に近づくことができました。また、胸部回旋の可動性がかなり改善しました。

【まとめ】

小学生の猫背や反り腰などの不良姿勢は、近年とても増加傾向にあり、運動機能低下はもちろん、集中力や免疫力の低下にも影響があります。

ただ、姿勢が悪いだけで、痛くもないため、病院やクリニックに受診することはほとんどありません。

不良姿勢をほっておくと、どんどん身体の硬さや運動機能低下に繋がり、怪我もしやすくなります。

本来、その子が持っている運動パフォーマンスを十分に発揮するためには、まずは自分の身体の硬さや左右差を理解し、そのうえで、自分の身体を自分でケアをする習慣を子供のころから身に付けておくことは、とても大事なことだと考えています。

少しでも、子供の姿勢や動作で気になることがあれば、お気軽にご相談ください。

 

 

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