肩の痛みに対する施術例

2024.04.06 施術事例

『肩の痛み』に対する筋膜への施術例

当院での施術を2回実施した方の施術例となります。

今回は、肩の痛みと動きの制限を認めたご利用者様の施術例となります。

特に大きな要因はなく疼痛が出現し、関節注射で一時軽減していたが、今回は注射をしても症状が改善せず、当院に来院されました。

 

肩を上げる際に疼痛と可動域制限(屈曲114°)を認めていました。

疼痛は少し鋭い痛みで、安静時痛はありませんでしたが、関節内で炎症を認めていることが考えられました。

1回目の施術では、痛みの発生源の肩周囲には施術は控えて、頸部と肩甲骨周囲の筋膜への施術を中心に実施し、疼痛の軽減と可動域の改善を認めました。

2回目の施術では、疼痛はほとんど軽減しており、肩の最終可動域で少し痛みを認める程度でした。

今回は関節内の炎症が軽減していることを考え、痛みの発生源となっていた肩関節への施術を実施しました。

施術後は肩の可動域がかなり改善(屈曲148°)し、疼痛もほとんど消失していました。

まだ肩の可動域制限は認めていますが、痛みが出ない程度の肩に対するセルフストレッチ指導を行いました。

当院での、筋膜への施術では、痛みが発生している場所だけを施術することはありません。

もちろん、痛みの原因が、痛みの発生している場所にあることもあります。

ただ、関節痛などの痛みは、その発生源が原因となることな少なく、色々な代償や周りの筋膜の問題によって結果として起こることが多いです。

*今回は、関節注射で症状が改善しなくなっていたことが、肩の関節だけの問題ではないことが考えられました。

 

痛みの根本原因を筋膜から紐解きながら症状の改善を図っていきます。

長続きするような痛みにお悩みの場合は、まずは筋膜へのアプローチを試してみませんか 😊?

 

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